セグロアシナガバチは体長20~26mmになる大型のアシナガバチです。名前のとおり胸の背中側が黒く、黒地に黄褐色の模様があります。市街地でもよく見られ、家の軒下などに紙のような巣を作ります。
姿・形
- 姿
- 黒い体に黄褐色の斑紋があり、胸部の背面は黒く、脚の先は黄色です。
間違えやすい生き物
キアシナガバチPolistes rothneyi
セグロアシナガバチは胸の背中側が黒いのが特徴です。キアシナガバチは黒い体に鮮やかな黄色の斑紋が多く、全体にもっと黄色っぽく見えます。
間違えやすい理由どちらも体長20~26mmほどの大型のアシナガバチで、軒下などに巣を作ります。
すむ場所
- よく見られる場所
- 市街地
- 住宅の軒下
- 分布
- 日本では北海道南西部より南に分布しています。国外では朝鮮半島や中国などにも分布します。
- 好む環境
- 家の軒下など雨が直接当たらない場所で、地上2~4mほどの高さに巣を作ることが多いです。
暮らし
- 食べ物
- 小型のアオムシなどのチョウやガの幼虫を狩り、かみ砕いて肉団子にして巣に運びます。
- 活動
- 3月下旬に冬眠から覚めた女王が、4月中旬から5月上旬に巣作りを始めます。秋に最高気温が20℃を下回るころには狩りが大きく減り、冬になると巣を離れて一年の活動を終えます。
- 冬越し
- 交尾を終えたメスだけが木の幹のすき間などで冬を越します。
繁殖と一生
- 繁殖期
- 春は女王が1匹で巣を作り、夏に働きバチが増えます。日が短くなると次の女王とオスが育ち、秋に交尾します。
- 巣
- 植物の繊維をかみ砕いて唾液と混ぜた、紙のような巣を作ります。最初に女王が育てる幼虫は、1つの部屋に2匹いることもあります。
注意すること
- 注意すること
- 刺されると、人によってはを起こし、命に関わることがあります。巣の近くでは威嚇音を出すことがあり、近づかなければ刺すことは少ないので、静かにその場を離れましょう。
名前と分類
- 名前について
- 以前は Polistes jadwigae という学名でも呼ばれましたが、現在は同じ種の別名(シノニム)とされています。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
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