タイリクキジは草原や農耕地にすむ鳥で、日本では人が持ち込んだコウライキジが特に北海道で定着しています。コウライキジの雄は赤い顔と緑色に光る首、白い首輪、長い尾が目立ちます。在来のキジ(Phasianus versicolor)の雄には白い首輪がなく、見分ける手がかりになります。

姿・形

姿
亜種コウライキジの雄は暗緑色に光る頭と首、赤い顔、はっきりした白い首輪、長い尾をもちます。雌は小さめで、全身が目立ちにくい褐色です。

間違えやすい生き物

キジPhasianus versicolor

雄のタイリクキジ、とくに亜種コウライキジには目立つ白い首輪があります。在来のキジの雄は首輪がなく、胸から腹が濃い緑色に見えます。

間違えやすい理由体形と長い尾がよく似ており、古い分類では同じ種に含められることもありました。

コジュケイBambusicola thoracicus

コジュケイ(Bambusicola thoracicus)は全長28~33 cmと小さく、尾が短い鳥です。タイリクキジはより大きく、特に雄の尾が長く伸びます。

間違えやすい理由どちらも藪や林の縁の地上で見かけるキジ科の鳥です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 低地の草原
  • 農耕地
  • 林の縁
  • 藪
分布
日本では亜種コウライキジが北海道、対馬など各地に人によって持ち込まれ、特に北海道で定着しています。
いる時期
日本に定着した個体群はです。
時期

日本の場合

繁殖 5〜6月

暮らし

食べ物
果実や種子などを地上で食べます。
活動
地上を歩いて過ごすことが多く、木に上がって実をついばんだり、ねぐらを取ったりすることもあります。

繁殖と一生

繁殖期
亜種コウライキジの産卵期は5~6月です。
卵の数
6~10卵

名前と分類

名前について
コウライキジは本来、亜種Phasianus colchicus karpowiの名前です。2023年には、この亜種を含む種全体の名前としてタイリクキジが提案されました。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
脅威
在来のキジとの間に子が生まれ、その子も繁殖できることが確認されています。
タイリクキジ(Phasianus colchicus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo