キベリタテハは、こげ茶色の翅に幅の広い黄色い縁取りと青い点の列がある大型のタテハチョウです。名前(黄縁立羽)はこの黄色い縁に由来します。日本では本州中部より北の、標高1000m以上の涼しい高原で見られ、成虫で冬を越します。

姿・形

姿
前翅の長さは35〜40mm、開くと約7cmです。翅の表はビロードのようなこげ茶色で、外側に幅の広い黄色の帯、その内側に水色の点が並び、前翅の前のふちに白い斑紋があります。裏は灰黒色に細かい縞模様があり、ふちは黄白色です。

間違えやすい生き物

ルリタテハKaniska canace

ルリタテハは黒っぽい翅に青い帯がはっきり横切ります。キベリタテハは翅のふちが幅広い黄色で、青は小さな点の列だけです。

間違えやすい理由どちらも暗い色の翅に青い模様がある、似た大きさのタテハチョウです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 高原
  • 山地の林
分布
日本アルプスなど中部地方の高地から福島県以北の冷涼な地域に分布し、標高1000m以上で見られます。国外ではユーラシア北部や北アメリカに広く分布します。

暮らし

食べ物
花にはほとんど来ず、樹液や腐った果実、動物のふんなどを吸います。翅を広げたまま吸うことが多いです。
活動
年1回発生し、新しい成虫は8〜9月ごろに現れます。成虫のまま冬を越します。
冬越し
成虫

繁殖と一生

幼虫の食草
ダケカンバ、ドロノキ、オオバヤナギなどの葉を幼虫が食べます。

名前と分類

名前について
日本の集団は asopos とされています。

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写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

キベリタテハ(Nymphalis antiopa)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo