ツメタガイは、アサリなどの二枚貝の殻に小さな穴をあけて中身を食べる巻貝です。大発生すると潮干狩り場のアサリを食べ尽くしてしまうことがあり、漁業被害を起こします。春に砂でつくる「砂茶碗」と呼ばれる卵塊でも知られています。

姿・形

姿
殻の幅は5cmほどになり、紫褐色から黄褐色です。生きているときは大きな足で殻を包むように覆います。

すむ場所

よく見られる場所
  • 干潟
  • 砂浜
  • 浅い砂底
分布
北海道から沖縄まで分布します。国外では東アジアから南アジア、インド洋から西太平洋に広く分布します。
好む環境
砂浜や浅い砂地にすみ、夜に砂の中を活発に動き回ります。
時期

日本の場合

繁殖 5月

暮らし

食べ物
アサリなどの二枚貝を食べる肉食性です。で殻に小さな穴をあけ、中身を食べます。
活動
おもに夜に活動します。

繁殖と一生

繁殖期
5月ごろの春
増え方
茶碗をふせたような形の卵塊を砂でつくり、「砂茶碗」と呼ばれます。

名前と分類

名前について
Glossaulax didyma という学名で呼ばれることも多い貝です。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
脅威
繁殖力が強く、大発生するとアサリなどの貝を食べて潮干狩り場や漁場に被害を出します。

文化と話題

文化と話題
  • 毒はありませんが、砂をかみやすく、火を通すと身がしまって硬くなり、独特の粘りやにおいもあるため、あまり食べられません。地域によっては、塩もみや煮付けにして食べるところもあります。

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ツメタガイ(Neverita didyma)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo