コガネメキシコインコは、南アメリカ北東部にすむ体長30cmほどのインコで、頭から胸が黄色く、顔とおなかはオレンジ色です。名前に「メキシコ」とありますが、メキシコにはいません。日本の野外にはおらず、ペットとして人気があります。

姿・形

姿
成鳥は頭・背中・胸が黄色く、顔とおなかはオレンジ色、風切羽は緑と濃い青です。雌雄の見た目はほとんど同じです。
声
飛ぶときは甲高い声で騒がしく鳴きますが、食事中は静かです。
季節による姿
幼鳥は緑色が多く、背中に黄色と緑のまだらがあります。成長すると背中全体が黄色になります。

間違えやすい生き物

ナナイロメキシコインコAratinga jandaya

黄色い頭は似ていますが、ナナイロメキシコインコは体が赤みのあるオレンジ色で、翼と尾が緑色です。コガネメキシコインコの成鳥は背中まで黄色です。

間違えやすい理由ごく近い親戚で、同じ種のとする見方もありました。

キバラメキシコインコAratinga maculata

よく似ていますが、オレンジ色が少なく緑色が多めです。幼鳥どうしは写真では見分けにくいです。

間違えやすい理由似すぎていて、昔はこの種の標本がコガネメキシコインコの幼鳥や雑種と考えられていました。

すむ場所

よく見られる場所
  • サバンナの林
  • 森林のふち
  • ヤシ林
分布
ブラジル北部、ガイアナ南部、スリナム・フランス領ギアナの南部に分布します。日本の野外にはいません。
好む環境
主に標高1,200m以下の暖かい地域で、実のなる木やヤシの多い場所を好みます。

暮らし

食べ物
果実、花、種子、木の実を主に食べ、昆虫を食べることもあります。
群れの暮らし
ふつう15〜30羽の群れで暮らし、木の穴をねぐらや巣にします。

繁殖と一生

巣
木の穴に巣を作ります。
卵の数
卵3〜4個
抱卵
23〜27日、雌が抱卵します。
寿命
飼育下では25〜30年ほど生きることがあります。

名前と分類

名前について
ゴシキメキシコインコ・ナナイロメキシコインコ・キビタイメキシコインコなどはこの種の亜種とされることもありましたが、現在は多くの分類で別の種として扱われています。

保全状況

IUCNレッドリスト
EN絶滅危惧野生での絶滅の危険がとても高いです
現状
ペット取引のための捕獲で野生の数が大きく減り、成熟した個体は2,500羽に満たないと推定されています。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

コガネメキシコインコ(Aratinga solstitialis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo