ヤマシロオニグモは山野にごく普通にいる大型のグモで、多くの大型円網グモが夜だけ網を張るのに対し、昼間も網の中央にいるのがよく見られます。体の色や腹部の模様は個体ごとにかなり違います。
姿・形
- 姿
- メスは体長12〜15mm、オスは8〜10mmで、オスは脚が長く見えます。腹部は前が広い卵形で、肩の出っ張りがなくなめらかです。典型的には黄褐色で、腹部の中央から後ろにこげ茶色の葉のような模様が出ます。腹部の裏側の中央やや後ろに、一対の白い斑点があるのが特徴です。
間違えやすい生き物
すむ場所
- よく見られる場所
- 森林
- 林縁
- 道端
- 分布
- 日本ではほぼ全国に分布します。国外では朝鮮半島、中国、ロシア極東などにもいます。
- 好む環境
- 自然の多い場所では人家の周りにも現れますが、人の手が強く入った環境にはあまりいません。
- 時期
日本の場合
繁殖 7〜9月
暮らし
- 活動
- 大きな円網を縦に張り、昼間もその中央に止まっていることが多いです。網の枠の端に隠れていることもあります。
繁殖と一生
- 繁殖期
- 年1回発生し、7〜9月に成熟します。
名前と分類
- 名前について
- 漢字では「山白鬼蜘蛛」と書きます。かつてはオニグモ属(Araneus)に入れられたこともあります。
- 品種といろいろな姿
- 色や模様の変わり方が大きく、褐色で前方中央に白斑が出る「セジロ型」、白っぽく中央後方に褐色の模様が残る「アトグロ型」と呼ばれる型があります。全体がまだらなものや、模様がほとんど見えないものもいます。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
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