ウシガエルは北アメリカ東部原産の大きなカエルで、牛のような低い声で鳴きます。1918年ごろ食用としてアメリカから輸入され、いまでは日本各地で野生化してに指定されています。和名は英名のbullfrogを訳したものです。
姿・形
- 姿
- 体長11〜18cm、体重500〜600gほどになる大きなカエルです。背中はオリーブ色がかった緑色です。オスは鼓膜が目より大きく、のどが黄色です。メスの鼓膜は目と同じくらいの大きさです。
- 声
- オスはのどの大きなをふくらませ、牛のように低く響く声で鳴きます。
間違えやすい生き物
トノサマガエルPelophylax nigromaculatus
トノサマガエルは体長6〜9cmほどで、15cm前後になるウシガエルよりずっと小さいです。ウシガエルは目の後ろの丸い鼓膜が大きく目立ちます。
間違えやすい理由どちらも緑色っぽい大きめのカエルで、田んぼや池で見られます。
すむ場所
- よく見られる場所
- 池
- 沼
- 湖
- 流れのゆるい川
- 分布
- 原産地は北アメリカ東部です。日本では養殖されていたものが逃げたり捨てられたりして、各地に定着しました。
- 好む環境
- 一年中水のある広い水辺を好みます。
- 時期
日本の場合
繁殖 5〜9月
暮らし
- 食べ物
- 口に入るものなら何でも食べます。昆虫、ザリガニ、魚、ほかのカエル、ヘビ、ネズミ、小鳥なども食べます。
- 活動
- 冬は成体が泥に半分もぐって冬眠します。
繁殖と一生
- 繁殖期
- 5〜9月
- 卵の数
- 卵6,000〜20,000個ほど
- 抱卵
- 卵はゼリー状のかたまりで、水面に広がるように産みます。
- 幼虫
- オタマジャクシのまま冬を越し、次の夏にカエルになります。オタマジャクシも12cmを超えるほど大きくなります。
名前と分類
- 名前について
- 古い本ではオウシガエル(牡牛蛙)とも書かれています。以前はRana catesbeianaという学名で呼ばれていました。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- LC低懸念絶滅のおそれは低いです
- 現状
- 外来生物法の特定外来生物で、生きたまま飼う・運ぶ・放すことが禁止されています。「日本の侵略的外来種ワースト100」と「世界の侵略的外来種ワースト100」の両方に入っています。
- 脅威
- カエルに致命的なカエルツボカビ病にかかりにくく、菌を持ったまま広げてしまうおそれがあります。
文化と話題
- 文化と話題
- 養殖したウシガエルのえさとして、アメリカザリガニが日本に持ちこまれました。
- 食用になるのは後ろあしで、鶏のささみのような味といわれます。
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