シロチョウ亜科は、畑で見かけるモンシロチョウや、雄の前翅の先が橙色のツマキチョウを含むチョウの仲間です。多くは明るい翅に黒い点や筋がありますが、色と模様は種によって異なります。

このグループの生き物

モンシロチョウPieris rapae

畑や明るい草地でよく見られます。白い翅の黒い先端と前翅の黒点を見ます。

スジグロシロチョウPieris melete

林縁などで見られます。翅の黒い筋がモンシロチョウより目立ちます。

タイワンモンシロチョウPieris canidia

日本では対馬・朝鮮半島が対馬に分布し、非常に少なくなっています。後翅の外縁に並ぶ黒い模様も写して比べます。

ツマキチョウAnthocharis scolymus

春に見られ、雄は前翅の先に鮮やかな橙色があります。

姿・形

姿
小型から中型のチョウが中心で、成虫は6本の脚を歩行に使います。春型と夏型で黒い模様の濃さが変わる種もいます。
見分けるポイント
多くの種は白い翅に黒い先端や斑点、筋があります。ツマキチョウ類のように前翅の先が橙色になる種もいるため、白色だけでは判断できません。

間違えやすい生き物

モンキチョウ亜科Coliadinae

黄色や橙色の種が多いですが、白い雌もいます。色だけに頼らず、翅の模様と地域の種リストを合わせて確認します。

間違えやすい理由同じシロチョウ科で、大きさや飛び方がよく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑
  • 草地
  • 林縁
分布
日本ではモンシロチョウやスジグロシロチョウなどが各地で見られます。タイワンモンシロチョウの対馬・朝鮮半島亜種は、日本では対馬に分布します。
好む環境
成虫は花のある明るい場所で見つけやすく、幼虫は種ごとのが育つ場所で暮らします。
記録される時期

毎年3〜12月に記録されています · 記録が特に多いのは5〜6月

日本での観察1,400件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
成虫は花の蜜を吸います。多くの幼虫はの植物を食べますが、食べる植物は種によって異なります。
活動
成虫は主に昼間に飛び、花を訪れます。
冬越し
温帯の多くの種は、または幼虫で冬を越しますが、種と地域によって異なります。

繁殖と一生

増え方
雌は幼虫が食べる植物の葉、つぼみ、茎などに卵を産みます。幼虫はさなぎを経て成虫になります。

名前と分類

名前について
モンシロチョウ亜科とも呼ばれます。
グループの名前
シロチョウ亜科はシロチョウ科の中の一群です。日常の「白いチョウ」とは範囲が異なります。
含まれる種の数
2006年の見積もりでは、世界に約830種います。

保全状況

保全状況
2020年の日本のレッドリストでは、タイワンモンシロチョウの対馬・朝鮮半島亜種が絶滅危惧IA類(CR)です。
シロチョウ亜科(Pierinae)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo