シュンギクは地中海沿岸原産のキク科の植物で、日本では鍋物に欠かせない香りのよい葉野菜です。ほかのキクと違って春に黄色い花が咲き、キクに似た香りがすることから「春菊」と名付けられました。関西では「菊菜(きくな)」とも呼ばれます。

姿・形

葉
葉には切れ込みがあります。切れ込みが浅く香りが穏やかな大葉種と、切れ込みが深く香りの強い中葉種があります。
花
黄色い花が咲き、外側の花びらが白く縁取られる「」のものもあります。
花の時期
春に咲きます。

間違えやすい生き物

マーガレットArgyranthemum frutescens

マーガレットは多年草で、年を重ねると茎が木質化して低木のようになり、花は白い一重が多いです。シュンギクは1〜2年で枯れる草で、茎は木のように硬くならず、葉に独特の香りがあります。

間違えやすい理由和名を「モクシュンギク(木春菊)」といい、葉や花の形が似ているためです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑
  • 家庭菜園
分布
地中海沿岸が原産です。日本には室町時代に伝わったとされます。欧米では主に観賞用に育てられ、葉を食べるのは日本・韓国・中国など東アジアです。

注意すること

注意すること
見た目の似た欧米の観賞用植物ハナワギク(Glebionis carinata)は有毒で、食べられません。

名前と分類

名前について
以前はキク属に入れられ、Chrysanthemum coronarium と呼ばれていました。今はシュンギク属(Glebionis)に分けられています。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 旬は11〜3月です。香りの主な成分はリモネンで、カロテンはホウレンソウより多いとされます。
  • 九州・四国・中国地方では大葉種、関東では中葉種が多く作られます。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

シュンギク(Glebionis coronaria)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo