カモガヤは明治時代に牧草として持ち込まれた外来の多年草で、今では日本各地で野生化しています。5~7月に花を咲かせ、初夏の花粉症の原因の一つとして知られています。牧草としての名前「オーチャードグラス」とも呼ばれます。
姿・形
- 育つ姿
- 株になって育つ多年草で、高さは1m前後になります。
- 葉
- 葉は灰色がかった緑色です。株元の茎が平たくつぶれたような形をしています。
- 花
- 5~7月に、枝分かれした穂の先に小さな穂がかたまって付きます。風で花粉を運ぶです。
間違えやすい生き物
オニウシノケグサLolium arundinaceum
株元の茎を指で転がすと、カモガヤは平たく、オニウシノケグサは丸いです。オニウシノケグサは葉の緑が濃く、ざらついて厚みがあり、葉と茎の境目に小さな耳のような突起がはっきりあります。
間違えやすい理由どちらも牧草や法面の緑化に使われる株立ちのイネ科で、一緒に生えていることがよくあります。
すむ場所
- よく見られる場所
- 道ばた
- 河原・土手
- 牧草地
- 荒れ地
- 分布
- ヨーロッパから温帯アジア、北アフリカにかけての原産です。日本では北海道から九州まで広く野生化していて、を含む在来植物への影響も指摘されています。
- 好む環境
- 日当たりがよく肥えた場所を好みますが、寒さ、乾燥、日陰にも強いです。
- 花の時期
5〜7月に咲きます
花 5〜7月
注意すること
- 注意すること
- 花粉は花粉症の原因になります。
名前と分類
- 名前について
- 和名の「鴨茅(カモガヤ)」は、英名の cock's-foot grass の cock(ニワトリ)を duck(カモ)と取り違えて訳したためと言われています。別名をキヌイトソウといいます。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
- 現状
- 在来の植物や畑の作物と競合するため、「日本の侵略的外来種ワースト100」に選ばれています。外来生物法のもとで、かつて要注意外来生物とされていました。
文化と話題
- 文化と話題
- チモシーと並ぶ代表的な牧草で、年に2~3回刈り取れ、家畜もよく食べます。
ほかの生き物も見てみる
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