オオバンは日本の湖や川、池で見られる水鳥です。黒い体に、くちばしから額へ続く白い部分が目立ちます。本州中部以北の一部で繁殖し、冬には南へ移る個体がいます。

姿・形

姿
全長は約39 cmで、成鳥は全身が黒く、嘴とが白いです。足の指には葉のようながあります。

間違えやすい生き物

バンGallinula chloropus

バンの成鳥は額板と嘴の基部が赤く、嘴の先が黄色です。オオバンは嘴から額板まで白く、ひと回り大きく見えます。

間違えやすい理由どちらも黒っぽい体で水辺を泳ぐクイナ科の鳥です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 湖沼
  • 河川
  • ため池
  • 都市公園の池
分布
本州中部以北を中心に局所的に繁殖し、冬には南へ移る個体もいます。
いる時期
地域によってや冬鳥として見られます。
記録される時期

一年中、毎年記録されています · 記録が特に多いのは3月、11〜12月

日本での観察2,904件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
水草の葉や茎、種子を中心に、水生昆虫や貝などの小動物も食べます。
活動
水面を泳ぎ、潜水して餌を取ります。飛び立つときは水面を走るようにして水しぶきを上げます。
群れの暮らし
繁殖期にはなわばりを守りますが、非繁殖期には群れをつくります。

繁殖と一生

巣
ヨシやガマが茂る浅い水辺に、植物の茎や葉を積んだ巣を作ります。
卵の数
通常5~10卵
抱卵
雄と雌で約21~24日、卵を温めます。
巣立ち
ひなは約2か月で巣立ちます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
オオバン(Fulica atra)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo