ニホンカボチャは、日本で古くから「カボチャ」と呼ばれてきた種類で、ねっとりした食感から煮物など和食に向くとされます。16世紀半ばにポルトガル人が九州の豊後に伝えたとする説が有力です。いまスーパーでよく見る「栗かぼちゃ」は別の種(セイヨウカボチャ)です。

姿・形

育つ姿
つるを長く伸ばす一年草です。
葉
葉は大きく、切れ込みは浅めです。茎や葉にはやわらかい毛があります。
花
黄色い花が咲き、1株に雄花と雌花が別々につきます。
実
実の形や色は品種によってさまざまです。実の柄は硬く角ばり、実につく部分が大きく広がります。

間違えやすい生き物

クリカボチャ(セイヨウカボチャ)Cucurbita maxima

セイヨウカボチャは実の柄が丸く、スポンジのようにやわらかいです。ニホンカボチャの柄は硬く角ばり、実につく部分が広がります。

間違えやすい理由どちらも「カボチャ」として売られています。

ウリカボチャ(ペポカボチャ)Cucurbita pepo

ペポカボチャは実の柄が硬く、はっきりした角と溝があり、葉の切れ込みが深めです。

間違えやすい理由ズッキーニなど、同じように畑で育つカボチャの仲間です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑
  • 家庭菜園
分布
中央アメリカから南アメリカ北部が原産とされます。日本では畑で栽培されています。
好む環境
暑さや湿気に強く、セイヨウカボチャやペポカボチャより病害虫にも強いとされます。

名前と分類

名前について
海外で「Japanese pumpkin(日本のカボチャ)」や「kabocha」と呼ばれるものの多くは、実はセイヨウカボチャの栗かぼちゃで、ニホンカボチャではありません。
品種といろいろな姿
京都の鹿ケ谷かぼちゃや沖縄の島かぼちゃのように、地域に根づいた在来品種があります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 「カボチャ」という名前は、ポルトガル語で「カンボジア」を指す言葉から来たとされます。
  • 冬至にカボチャを食べる風習は今も各地にありますが、いま店で売られているのは栗かぼちゃが多いです。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ニホンカボチャ(Cucurbita moschata)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo