ペルシャグルミは、ふだん食べるクルミの多くがとれる栽培種のクルミです。日本には自生せず、明治の初めにアメリカから導入されました。古くに中国・朝鮮半島から伝わった変種のテウチグルミとともに栽培されています。

姿・形

育つ姿
高さ10〜25mになる落葉高木です。
葉
小葉がふつう5〜9枚ので、小葉の縁はなめらかです。
花
です。雄花は尾のように垂れ下がり、雌花は枝先に数個つきます。
実
秋に緑色の果皮が裂け、しわのある堅い殻に包まれた実が現れます。殻が薄く割りやすい品種が多いです。

間違えやすい生き物

オニグルミJuglans ailantifolia

オニグルミは小葉が9〜15枚と多く、葉に星形の毛が密生します。ペルシャグルミは小葉がふつう5〜9枚で、毛はほとんどありません。オニグルミは山野の川沿いなどに自生します。

間違えやすい理由同じクルミの仲間で、羽状複葉と実の形が似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 果樹園
  • 畑
  • 人家のまわり
分布
日本には自生せず、栽培されています。変種のテウチグルミは長野県、新潟県、山形県、岩手県、秋田県などで作られ、両者の雑種とされるシナノグルミは長野県で多く栽培されます。
好む環境
日当たりがよく、土が深い場所を好みます。

名前と分類

名前について
古くに中国から朝鮮半島を経て伝わったテウチグルミ(カシグルミ、チョウセングルミとも)は、ペルシャグルミの変種とされます。殻が厚く割りにくいのが特徴です。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 実はくるみ餅やゆべしなどに使われ、油は食用のほか化粧品や油絵具にも使われます。

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ペルシャグルミ(Juglans regia)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo