オオキンケイギクは北アメリカ原産ので、日本では初夏の道ばたや河川敷で黄色い花が見られます。細長く縁がなめらかな葉が見分ける手がかりです。日本ではに指定され、許可のない栽培や生きたままの運搬が禁止されています。

姿・形

姿
高さ30~70 cmほどになり、直径5~7 cmの黄橙色のを長い花茎の先につけます。の先は不規則に4~5つに裂けます。
育つ姿
株元から葉と茎を出す多年草で、根が残ると再び芽を出します。
葉
葉は細長いへら形で幅は約1 cm、両面に粗い毛があり、縁にぎざぎざはありません。
花の時期
日本では主に5~7月に咲きます。
実
花のあとに小さく平たい実ができ、種子で広がります。

間違えやすい生き物

キンケイギクCoreopsis basalis

キンケイギクは一年草で、茎にも葉がつき、小葉は比較的幅広いです。オオキンケイギクは多年草で、細長い葉が株元近くに多く集まります。

間違えやすい理由名前も黄色い花の形もよく似ています。

ハルシャギクCoreopsis tinctoria

ハルシャギクは花の中心と舌状花の付け根が赤茶色で、葉が糸のように細く裂けます。オオキンケイギクは中心まで黄橙色の花が多く、葉は細長いへら形です。

間違えやすい理由同じ属の黄色い花で、開花期も重なります。

キバナコスモスCosmos sulphureus

キバナコスモスは初秋に咲くことが多く、葉に細かな切れ込みがたくさんあります。オオキンケイギクは初夏から咲き、葉の縁がなめらかです。

間違えやすい理由鮮やかな黄色から橙色の花が群れて咲く姿が似ています。

ホソバハルシャギクCoreopsis grandiflora

園芸品種は花や葉がよく似ていて、写真だけで確実に識別できないことがあります。株元から葉まで写した写真でも確認します。

間違えやすい理由近縁の黄色い園芸植物で、似た品種が流通しています。

黄色い花の見分け方
葉花の中心
オオキンケイギク細長いへら形です黄橙色が多いです
キンケイギク裂けた葉が多いです赤褐色が多いです
ハルシャギク糸状に裂けます赤褐色です
キバナコスモス細かく裂けます黄~橙色です

すむ場所

よく見られる場所
  • 道ばた
  • 河川敷
  • 公園
  • 道路の斜面
分布
北アメリカ原産で、日本では全国に定着しています。
好む環境
日当たりのよい乾いた場所を好み、荒れ地にも群生します。
花の時期

5〜7月に咲きます

花 5〜7月

育て方

増やし方
種子に加えて地下部からも広がり、密集して生えます。

名前と分類

品種といろいろな姿
舌状花の付け根が赤茶色のものや八重咲きもあります。色だけで決めず、葉と花の中心も確認します。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
脅威
河原などで在来植物と競合し、生育場所を狭めるおそれがあります。

文化と話題

文化と話題
  • かつては観賞用や道路・河川敷の緑化に利用されました。現在は特定外来生物に指定され、許可のない栽培、保管、生きたままの運搬、野外へ放つことなどが禁止されています。
オオキンケイギク(Coreopsis lanceolata)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo