クサギは日本の林の縁などに自生する木です。葉や枝を傷つけると独特のにおいがすることが、クサギという名の由来です。秋には花びらの外側にあるが赤い星形に開き、その中央に青い実がつきます。

姿・形

育つ姿
枝分かれの多いまたは小高木です。
葉
葉は対生し、先のとがった広い卵形です。もむと青臭い独特のにおいがあります。
花
白い花が枝先に集まって咲き、長い雄しべと雌しべが花の外へ伸びます。
花の時期
日本では7~9月に花が咲きます。
実
丸いは10~11月に青く熟し、紫赤色に開いた萼に囲まれます。

間違えやすい生き物

カミナリササゲCatalpa ovata

カミナリササゲは6月に淡い黄色の釣鐘形の花をつけ、その後に細長い莢ができます。クサギは夏の終わりに白い筒形の花が咲き、赤い萼の中に青い実ができます。

間違えやすい理由どちらも大きく先のとがった葉をつける小高木に見えます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 林縁
  • 山林
  • 社寺林
分布
北海道、本州、四国、九州、琉球に分布し、朝鮮半島、中国、台湾にも自生します。
好む環境
花や実を多くつける大きな株は、林の縁でよく見られます。
花の時期

7〜9月に咲きます

花 7〜9月 · 実 10〜11月

繁殖と一生

種の広がり方
果実を食べる鳥によって種子が運ばれることがあります。

名前と分類

名前について
現在はシソ科クサギ属に置かれます。古い資料では属名をClerodendronと綴ることがあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 若葉を乾燥させて保存食にした記録があります。
クサギ(Clerodendrum trichotomum)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo