シロヒトリは、翅に模様のない真っ白な大型のヒトリガです。幼虫は「クマケムシ」と呼ばれる毛虫のひとつで、地面を歩き回って道路を横切る姿がよく見られます。

姿・形

姿
体も翅も純白で、は52~66mmほどです。腹部の背面には黒い紋が並び、側面は赤みを帯びます。

間違えやすい生き物

アメリカシロヒトリHyphantria cunea

開張3〜4cmほどと小さく、前翅に黒い点が並ぶ個体が多いです(点のない個体もいます)。シロヒトリはずっと大きく、翅に模様がありません。

間違えやすい理由どちらも全身が白いヒトリガの仲間です。

キハラゴマダラヒトリSpilosoma lubricipeda

開張3.4~4.8cmと小さく、白い翅に黒い点がある個体が多いです。日本では点の少ない型が多いですが、シロヒトリの翅には点がまったくなく、体もずっと大きいです。

間違えやすい理由白い翅のヒトリガで、遠目には似ています。

マエアカヒトリAloa lactinea

白い前翅の前縁に濃い赤の帯があり、頭の後ろも赤いです。開張も4cmほどと小さめです。シロヒトリの翅に赤い部分はありません。

間違えやすい理由白地の翅をもつヒトリガです。

すむ場所

分布
北海道・本州・四国・九州・対馬に分布する在来種です。国外では朝鮮半島、中国、シベリア、樺太にもいます。

暮らし

活動
成虫は敵が近づくと翅を持ち上げて威嚇します。

繁殖と一生

幼虫
黒褐色の長い毛におおわれた毛虫で、はありません。ガの幼虫の中でも歩くのが非常に速く、餌を求めて昼も夜も数百メートル以上移動することがあります。
幼虫の食草
クワ、スイバ、タンポポ、イタドリなどの葉を食べます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 動きや見た目が気味悪がられ、「ジジケムシ」と呼ばれて嫌われることもあります。

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写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

シロヒトリ(Chionarctia nivea)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo