キハラゴマダラヒトリは、白い翅に黒い点が散らばるヒトリガの仲間です。名前の「キハラ(黄腹)」のとおり腹が黄色く、よく似たアカハラゴマダラヒトリ(腹が赤い)とは、ふつうお腹の色で見分けます。日本では北海道から九州まで見られます。

姿・形

姿
は3.2〜4.1cmほどです。白い翅に黒い斑点が散り、黒い点の数は個体によってかなり違います。腹部は黄色で、背面に黒い点が並びます。

間違えやすい生き物

アカハラゴマダラヒトリSpilosoma punctaria

アカハラゴマダラヒトリは腹が赤く、キハラゴマダラヒトリは黄色です。お腹の色がいちばんの手がかりですが、黄色から赤まで色がつながる個体群があるという日本の研究もあり、色だけでは決めにくい個体もいます。

間違えやすい理由同じ属で、白い翅に黒い点という見た目がよく似ています。

アメリカシロヒトリHyphantria cunea

アメリカシロヒトリは体が白く、前脚に黄色やオレンジ色の部分があります。キハラゴマダラヒトリは腹そのものが黄色く、黒い点が並びます。

間違えやすい理由どちらも白いヒトリガの仲間で、翅に黒い点がある個体もいます。

シロヒトリChionarctia nivea

シロヒトリは体も翅も真っ白で、脚と腹の側面が赤くなります。開張も6〜7cmほどあり、キハラゴマダラヒトリよりずっと大きいです。

間違えやすい理由どちらも体と翅が白いヒトリガです。

すむ場所

分布
北海道・本州・四国・九州に分布します。国外ではユーラシアの温帯に広く分布します。
見られる時期

日本の場合

活動 4〜9月

暮らし

活動
日本では成虫が春から初秋(4〜9月ごろ)に見られます。
冬越し
ヨーロッパでは蛹で冬を越すことが知られています。

繁殖と一生

幼虫
幼虫は濃い茶色の長い毛におおわれ、背中にオレンジ色のすじがあります。特定の植物にこだわらず、いろいろな植物を食べます。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

キハラゴマダラヒトリ(Spilosoma lubricipeda)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo