コヨーテは北アメリカに広くすむイヌ科の動物で、オオカミに近い仲間ですが、体はずっと小型です。オオカミが減った地域に入り込みながら分布を広げ、今では都市の周辺でも暮らしています。日本の野外にはいない動物です。

姿・形

姿
頭胴長75〜101cm、尾長30〜40cm、体重7〜20kgほどです。体毛は淡い黄褐色に白い毛が混じります。北にすむものほど体が大きい傾向があります。
声
明け方と夕暮れに遠吠えをします。

間違えやすい生き物

オオカミCanis lupus

オオカミの方がずっと大きいです。コヨーテは体が細く、耳が大きくとがり、鼻先も細くとがっています。尾は低く垂らして歩きます。

間違えやすい理由同じイヌ属で、姿がよく似ています。

イエイヌCanis familiaris

ジャーマン・シェパードに似て見えますが、体重はその半分ほどです。大きく立った耳と、下向きに垂らしたふさふさの尾が目印です。

間違えやすい理由中型犬ほどの大きさで、毛色も似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 草原
  • やぶ
  • 明るい林
  • 農地・都市の周辺
分布
極地に近い地域を除く北アメリカに広く分布し、南は中央アメリカのパナマまで達しています。
好む環境
人が手を加えた環境にもよく慣れ、牧場や住宅地の近く、都市の周辺でも暮らしています。

暮らし

食べ物
ネズミ、ウサギ、プレーリードッグ、ビーバー、アライグマ、魚などを食べます。オオカミのいない地域では群れで大きな獲物を狩ることもあり、人の残飯や果物も食べます。
活動
おもに夕方から夜に活動しますが、昼間に見られることもあります。
群れの暮らし
単独、ペア、ときに小さな群れで暮らします。尿でなわばりを示します。

繁殖と一生

繁殖期
冬に交尾し、春に出産します。一夫一妻です。
妊娠期間
約63日
一度に産む子の数
2〜12頭
成熟まで
両親で子育てをし、前年に生まれた子が手伝うこともあります。子は生後5〜7週で乳離れします。

名前と分類

名前について
亜種は19ほど知られています。アメリカアカオオカミとの交雑が心配されています。イヌとの雑種は「コイドッグ」と呼ばれます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 英語名は、アステカの人々の言葉ナワトル語の「コヨトル(coyōtl)」がスペイン語を経て伝わったものです。学名の latrans は「吠える」という意味で、よく吠える習性にちなみます。
  • 北アメリカ先住民の多くの部族の伝承では、として登場します。
  • 日本では動物愛護管理法の「」に指定されています。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

コヨーテ(Canis latrans)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo