シタベニハゴロモは、中国原産の外来のハゴロモの仲間で、灰色の前ばねを広げると赤い後ろばねが見えます。日本では2009年に石川県で初めて見つかり、その後、北陸や近畿などの府県へ広がっています。ブドウなどの果樹や庭木の汁を吸う害虫として警戒されています。
姿・形
- 姿
- 成虫ははねをたたんだ状態で約2.5cm、広げると約5cmです。前ばねは灰色からクリーム色で黒い斑点があり、後ろばねの半分ほどが赤色です。
- 季節による姿
- 幼虫ははじめ黒地に白い斑点があり、成長の最後の段階で赤い模様が出ます。
すむ場所
- よく見られる場所
- ニワウルシ(シンジュ)の木
- ブドウ園・果樹園
- 庭木・街路樹
- 分布
- 中国原産で、台湾やベトナムなどでも記録があります。日本では2009年に石川県小松市で確認され、2024年12月時点で11府県で発生が確認されています。
- 好む環境
- ニワウルシ(シンジュ)を特に好み、この木によく集まります。
暮らし
- 食べ物
- 成虫は主に幹から、幼虫は新しい枝や葉の軸から汁を吸います。ブドウ、ナシ、ウメ、リンゴなどの果樹や、ニワウルシ、センダン、アカメガシワなどの木につきます。
- 冬越し
- 卵で冬を越します。卵は数十個ずつまとめて産まれ、ろうのような物質でおおわれます。
繁殖と一生
- 繁殖期
- 年に1回発生します。5月ごろに幼虫が出て、7月ごろから成虫が見られます。
保全状況
- 脅威
- 汁を吸われた木は育ちが悪くなり、枯れることもあります。排せつ物()にカビが生えて、葉や実が黒くなるも起こります。
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