ハナビシソウはカリフォルニア州の州花になっているケシの仲間の草花で、日光が当たると4枚の花びらが盃のように開き、日陰や夜には閉じます。明治時代に日本へ入り、花壇の草花として親しまれ、野生化して定着したものもあります。カリフォルニアポピーとも呼ばれます。

姿・形

姿
草丈は13〜30cmほどで、大きいものは60cmほどになる草花です。葉は細かく裂け、粉をふいたような緑色です。
花
茎の先に4弁の花が1つずつ咲きます。花は直径3〜10cmで、濃い黄色やオレンジが多く、淡黄・朱色・サーモンピンクなどもあり、八重咲きもあります。
花の時期
日本では4〜6月ごろです。
実
花のあとに細長いができます。

間違えやすい生き物

ヒメハナビシソウEschscholzia caespitosa

花の付け根を見ると、ハナビシソウには皿のような縁があり、ヒメハナビシソウにはありません。ヒメハナビシソウの花は花びらの長さが1〜2.5cmほどと小ぶりです。

間違えやすい理由同じ属で、黄色〜オレンジの4弁花がよく似ています。

ナガミヒナゲシPapaver dubium

ナガミヒナゲシは茎に硬い毛があり、実は細長い「芥子坊主」の形です。ハナビシソウには花の付け根に皿のような縁があり、実はさやのように細長く、熟すと裂けます。

間違えやすい理由どちらもオレンジ色の4弁花で、細かく裂けた葉をもち、春の道ばたや花壇まわりで見かけます。

すむ場所

分布
アメリカ西部とメキシコ北西部が原産です。日本では花壇や鉢で育てられるほか、逃げ出して定着した外来植物としても記録されています。
花の時期

4〜6月に咲きます

花 4〜6月

育て方

育て方
日当たりと乾いた土を好み、寒さにも強く育てやすい草花です。移植を嫌うので秋に直まきし、株の間を20cmほどあけます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 和名は、花の形が家紋の「花菱」に似ていることに由来します。
  • ケシの仲間でを含みますが、栽培は禁止されていません。

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写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ハナビシソウ(Eschscholzia californica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo