ナマズは、平たい頭と口ひげが特徴の、川や池、湖にすむ魚です。昼は物陰に隠れ、夜に小魚やカエルを食べます。初夏には川から水路を通って田んぼへ入り、卵を産むことがあります。

姿・形

姿
頭が平たく、成魚の口ひげは2対あります。背びれは小さく、おなか側の長いひれは尾びれにつながります。

間違えやすい生き物

ビワコオオナマズSilurus biwaensis

ビワコオオナマズは琵琶湖・淀川水系の魚で、尾びれの上側が下側より長く見えます。ナマズの尾びれは上下がほぼ同じ長さです。

間違えやすい理由琵琶湖周辺では、どちらも大きなナマズ類として見られます。

イワトコナマズSilurus lithophilus

イワトコナマズには黄褐色の斑点があり、主に琵琶湖北部と余呉湖にすみます。ナマズは体の色や模様に個体差があるため、斑点だけで迷う写真もあります。

間違えやすい理由琵琶湖周辺では、どちらもひげのあるナマズ属の魚です。

琵琶湖周辺のナマズ3種
写真で見る目印主な分布
ナマズ尾びれの上下はほぼ同じ長さ日本各地
ビワコオオナマズ尾びれの上側が長い琵琶湖・淀川水系
イワトコナマズ黄褐色の斑点が目立つ琵琶湖北部・余呉湖

すむ場所

よく見られる場所
  • 河川の中・下流
  • 池や湖
  • 水田につながる水路
分布
日本各地で見られますが、もともとの分布は西日本を中心とする地域です。
好む環境
流れの緩やかな場所や、身を隠せる水辺で暮らします。
時期

日本の場合

繁殖 5〜6月

暮らし

食べ物
日本の水辺では小魚やカエルなどを食べます。
活動
昼は物陰に隠れ、夜に活動します。

繁殖と一生

繁殖期
5~6月の夜に産卵するとの記録があります。
巣
水路や田んぼの浅い水に入り、卵を産みます。

名前と分類

名前について
マナマズとも呼ばれます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
現状
松山市の地域版では準絶滅危惧とされています。

文化と話題

文化と話題
  • 『ナマ』はうろこのない滑らかな体、『ズ』は平たい大きな頭を表すという説があります。
ナマズ(Silurus asotus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo