キタミフクジュソウは、日本では北海道だけに自生する多年草です。3~5月ごろに、枝分かれしない茎の先に黄色い花を1輪つけ、あとから細かく切れ込んだ葉を広げます。道東や道北で見られ、北海道レッドリスト2025ではに評価されています。

姿・形

姿
短い茎の先に黄色い花を1輪つけ、あとからニンジンの葉のように細かく切れ込んだ葉を広げます。
花の時期
北海道では3~5月ごろに咲きます。
実
果実は5月ごろに熟します。種子にはがつき、アリに運ばれます。

間違えやすい生き物

フクジュソウAdonis ramosa

フクジュソウ(Adonis ramosa)は1本の茎が枝分かれして複数の花をつけます。キタミフクジュソウは枝分かれせず、1本の茎に花が1輪だけです。

間違えやすい理由どちらも北海道で早春に黄色い花を咲かせます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 明るい林床
  • 日当たりのよい丘陵地・沢沿い
分布
日本では北海道に自生し、特に道東や道北に分布します。世界ではロシア極東、中国東北部、朝鮮半島にも分布します。
好む環境
落葉樹が芽吹く前に光が届くで春の短い期間に育ちます。
花の時期

3〜5月に咲きます

花 3〜5月

暮らし

活動
皿形の花は日光を受ける向きを変え、花にはアブ類が訪れます。

名前と分類

名前について
キタミフクジュソウは従来 Adonis amurensis に含められてきましたが、2025年の研究では北海道のものを Adonis puberula として分けることが提案されています。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
現状
北海道レッドリスト2025では絶滅危惧Ⅱ類(VU)です。
キタミフクジュソウ(Adonis amurensis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo