ヤナギハナガサは南アメリカ原産ので、夏に細い茎の先に小さな紫色の花を丸く集めて咲かせます。日本では庭などから野外へ広がり、市街地や河川敷などに生えています。

姿・形

育つ姿
高さ0.6–1.8 mほどになる多年草で、茎は四角ばり、全体に硬い毛があってざらつきます。
葉
細長い葉が茎の同じ高さで向かい合ってつき、縁には浅いぎざぎざがあります。葉の基部は少し茎を抱きます。
花
紅紫色の小さな花が、茎の先で密な丸い花の集まりになります。
花の時期
日本では夏に花が咲きます。
実
花のあとに小さく乾いた実ができ、種子で広がります。

間違えやすい生き物

アレチハナガサVerbena brasiliensis

ヤナギハナガサは葉の基部が少し茎を抱き、紫色の花の筒が目立ちます。アレチハナガサは葉の基部が茎を抱かず、花の筒も短いです。

間違えやすい理由どちらも背が高く、小さな紫色の花を茎の先につける外来植物です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 庭・花壇
  • 市街地・造成地
  • 河川敷・湿地
分布
日本では1940年代後半ごろから東海地方で確認され、現在はほぼ全国で見られます。園芸や緑化に使われたものが外へ広がったと考えられています。

育て方

増やし方
園芸では種子で増やせますが、庭の外へ広がらないように管理が必要です。

名前と分類

名前について
サンジャクバーベナやタチバーベナとも呼ばれます。
品種といろいろな姿
園芸品種の「Lollipop」は、ふつうのヤナギハナガサより背が低く、50~60 cmほどに育ちます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
脅威
河川敷では、在来の植物との競合が懸念されています。庭から外へ広がらないように管理します。
ヤナギハナガサ(Verbena bonariensis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo