マガモは日本の池や川で冬によく見られる代表的なカモです。オスは光沢のある緑色の頭と黄色いくちばしが目立ち、メスは褐色の細かな模様で周囲になじみます。

姿・形

姿
オスは緑色に輝く頭、細い白い首輪、紫褐色の胸、黄色いくちばしが特徴です。メスは淡い褐色に濃い模様があり、くちばしは黒とオレンジ色です。
声
メスは大きな声で連続して鳴き、オスはより低く控えめな声を出します。

間違えやすい生き物

カルガモAnas zonorhyncha

カルガモ(Anas zonorhyncha)は雌雄とも顔に明るい線があり、黒いくちばしの先が黄色です。マガモののオスは緑色の頭と黄色いくちばしで区別しやすく、メスではくちばしのオレンジ色と黒い斑を確かめます。

間違えやすい理由大きさが近く、褐色の個体は同じ水辺でよく似て見えます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 河川・湖沼
  • 水田・ため池
  • 汽水域・海岸
分布
マガモが全国にとして渡来し、北海道や本州の高地などでは一部が繁殖します。
いる時期
日本では主に冬鳥です。
好む環境
浅い水辺や、植物に身を隠せる場所を好みます。人工的な池や水田でも見られます。
記録される時期

一年中、毎年記録されています · 記録が特に多いのは11〜12月

日本での観察2,902件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
植物の種や水草のほか、水中にすむ昆虫や小さななども食べます。
活動
浅い水で頭を水中に入れ、尾を上げて餌を探すです。冬を過ごす場所では昼に休み、夜に水田へ餌を探しに出ることがあります。

繁殖と一生

巣
水辺に近い草むらの地面などに巣を作り、内側には羽毛を敷きます。巣作りはメスが行います。
卵の数
9~13個
抱卵
メスだけが卵を温め、約28日かかります。
巣立ち
ひなはふ化後14~25時間で巣を離れ、メスに守られながら自分で餌を探します。約50~60日で独立します。

名前と分類

名前について
日本で見られる野生のマガモのほか、グリーンランドにも別の亜種がいます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • アヒルの多くはマガモを祖先とします。
マガモ(Anas platyrhynchos)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo