オジロワシは北海道で冬に海や湖の近くで出会う大きなワシです。の白い尾が目印で、北海道には一年中暮らして繁殖する個体もいます。国の天然記念物で、にも指定されています。

姿・形

姿
全長約69~92cm、翼を広げると200~245cmになる大型のワシです。成鳥は褐色の体に淡い色の頭、黄色いくちばし、白い尾をしています。
季節による姿
若い鳥は全体に黒っぽい褐色で、尾も純白ではありません。成鳥の姿になるまで数年かかります。

間違えやすい生き物

オオワシHaliaeetus pelagicus

オオワシ(Haliaeetus pelagicus)はくちばしが大きく、鮮やかな黄色です。オジロワシのくちばしは少し小さく、色も淡い黄色です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 海岸
  • 湖沼
  • 河川流域
分布
ヨーロッパから東アジアまで分布し、極東ではカムチャツカ半島、サハリン、北海道などで繁殖します。冬は本州中部まで渡り、九州や琉球列島にもまれに飛来します。
いる時期
主にとして北日本に渡ってきます。北海道には一年中暮らして繁殖する個体もいます。
記録される時期

毎年11月〜8月に記録されています

日本での観察240件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
海鳥やスケトウダラ(Gadus chalcogrammus)などの魚を食べます。魚の死がいなども利用します。

繁殖と一生

巣
北海道では海岸や湖、川沿いの大木に巣をかけます。

名前と分類

名前について
日本で見られるのは、ユーラシアに広く分布するオジロワシ(H. a. albicilla)です。グリーンランドには別の亜種(H. a. groenlandicus)がいます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
現状
国の天然記念物で、国内希少野生動植物種に指定されています。環境省の第5次レッドリストではです。
脅威
風力発電施設や列車への衝突、鉛の弾による、森林伐採で巣を作る林が減ることが問題になっています。
オジロワシ(Haliaeetus albicilla)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo