カワラタケは、枯れ木や切り株に薄い傘が屋根瓦のように重なって生えるキノコで、名前もその姿に由来します。傘の表面には黒や褐色、灰色などの帯が同心円状に並び、色の変化がとても豊かです。日本全国でごく普通に見られ、一年中見つかります。
姿・形
- 姿
- 柄がなく、半円形から腎臓形の傘が木に直接つきます。傘は薄く、表面は細かい毛でフェルトのようになり、縁は白っぽいです。
- 育つ姿
- 若いものは色が濃く白い縁が目立ち、古くなると白っぽく色あせ、藻が付いて緑色になることもあります。
間違えやすい生き物
アラゲカワラタケTrametes hirsuta
新鮮な傘は白っぽいか灰色で、粗い毛が目立ちます。カワラタケのようなはっきりした色の帯は出ません。
間違えやすい理由同じ仲間で、枯れ木に重なって生える姿がよく似ています。
すむ場所
- よく見られる場所
- 雑木林
- 人里
- 枯れ木・切り株
- 分布
- 北半球を中心に世界中に広く分布し、日本各地で枯れ木の上にごく普通に見られます。
- 好む環境
- シイ・カシ林や雑木林、ブナ・ミズナラ林、針葉樹林などで、枯れ枝・倒木・切り株に群生します。
- 時期
日本の場合
実 1〜12月
暮らし
- 活動
- 枯れ木を分解するで、材を白っぽく繊維状にします。重なった傘の間にはキノコムシなどの昆虫がよくすんでいます。
繁殖と一生
- 増え方
- 傘の裏には肉眼ではほとんど見えないほど細かいがあり、白い胞子を出します。
注意すること
- 注意すること
- 肉がとても硬く、煮ても食べられません。細胞に毒性を示す成分を含むとされ、注意が呼びかけられています。
名前と分類
- 名前について
- 以前は Coriolus versicolor という学名で呼ばれることが多くありました。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
文化と話題
- 文化と話題
- 菌糸から得た多糖類をもとにした抗がん剤クレスチン(PSK)が1977年から使われましたが、効果に疑問が示され、2017年に販売が中止されました。
- 原木で栽培したあとのほだ木は、オオクワガタなどクワガタムシの産卵木として再利用されます。
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写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。





