オオクチイシナギは日本の深い海に暮らし、全長が2m近くになる魚です。ふだんは水深400~600m付近にいますが、産卵の時期には水深30~200m付近へ移動します。若い魚には淡い帯が目立ちますが、成長すると薄れます。

姿・形

姿
体は横から見ると卵形で、鼻先は短めです。尾びれの後ろ側はほぼまっすぐです。若い魚には淡い帯が目立ちますが、成長すると薄れます。

間違えやすい生き物

コクチイシナギStereolepis gigas

若いオオクチイシナギには淡い帯があり、尾びれの後ろ側はほぼ直線です。コクチイシナギは体側に暗い斑が出て、尾びれの中央が少しくぼみます。成魚の写真では模様が薄く、見分けにくいことがあります。

間違えやすい理由どちらも大型のイシナギの仲間です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 深い海の海底付近
分布
日本では北海道から屋久島までの沿岸などに分布します。
好む環境
ふだんは水深400~600m付近にいますが、産卵の時期にはもっと浅い水深30~200m付近へ移動します。

繁殖と一生

増え方
鳥羽水族館では2017年2月に水槽内で産卵し、卵から稚魚を育てました。野生での産卵月を示す記録ではありません。

名前と分類

名前について
古い記録の「イシナギ」は、オオクチイシナギとコクチイシナギ(Stereolepis gigas)のどちらを指すか分からない例があります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
オオクチイシナギ(Stereolepis doederleini)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo