グミバナス(ラシャナス)は、全体が銀白色のにおおわれ、紫色の星形の花を咲かせるナス属の多年草です。北アメリカ中南部・メキシコと南アメリカ南部が原産で、世界の乾燥地で駆除の難しい雑草とされています。日本では1950年に神奈川県で帰化が確認されています。

姿・形

姿
高さ30〜90cmほどになります。葉と茎は星状毛が密生して銀色がかった灰緑色に見え、茎には小さなとげがあることが多いです。
花
直径2〜3cmほどの星形の花で、花びらは濃い紫〜淡い青(まれに白)、中心に黄色いが集まります。
実
直径0.6〜1.5cmほどの丸い実が黄色〜橙色に熟します。

間違えやすい生き物

ワルナスビSolanum carolinense

ワルナスビは葉が幅広く、縁が深く切れ込み、銀色を帯びません。グミバナスは葉が細長く、縁が浅く波打ちます。

間違えやすい理由どちらもとげのあるナス属の外来雑草で、花と黄色い実が似ています。

イヌホオズキSolanum nigrum

イヌホオズキは花が小さく白色で、実は黒く熟します。グミバナスは銀緑色の毛におおわれ、花が大きく紫色です。

間違えやすい理由同じナス属で、星形の花の形が似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 荒れ地
  • 道ばた
  • 畑の周り
分布
日本では1950年に神奈川県で見つかり、その後、沖縄本島(1979年)や香川県(1987年)でも生育が確認されています。外来種としてはオーストラリアや地中海沿岸などにも広がっています。
好む環境
日当たりのよい、乾いた荒れ地を好みます。

育て方

増やし方
種子のほか、地中をはう根でも増えます。1cmに満たない根の切れ端からも芽を出すため、駆除がとても難しい植物です。
毒性
植物全体に毒があり、人や家畜が食べると危険です。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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グミバナス(Solanum elaeagnifolium)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo