ワルナスビは北アメリカ原産で、日本では沖縄を含むほぼ全国に広がったです。ナスに似た花と実をつけますが、鋭いとげと毒があり、根の断片からも再生するため駆除が難しい植物です。

姿・形

姿
茎と葉脈には黄褐色の鋭いとげがあり、葉の両面には星形の毛が密に生えます。
育つ姿
高さ40~70cmほどになるで、地中に長い根を伸ばして群れを作ります。
花
直径約2.5cmの白色から淡紫色の花が数個ずつ咲き、中央の黄色いが目立ちます。
実
直径約1.5cmの丸い実は、熟すと橙黄色になります。

間違えやすい生き物

イヌホオズキSolanum nigrum

ワルナスビには茎や葉脈に鋭いとげがあり、熟した実は黄色です。イヌホオズキにはこのような大きなとげがなく、実は黒く熟します。

間違えやすい理由どちらも白い星形の花と丸い実をつけるナス属の植物です。

ジャガイモSolanum tuberosum

ワルナスビには茎や葉脈に鋭いとげがあり、葉は一枚ずつつきます。ジャガイモの葉は複数の小葉に分かれます。

間違えやすい理由どちらも白や紫の星形の花と黄色い葯が目立ちます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑・牧草地
  • 道ばた・空き地
  • 河川敷
分布
19世紀後半に入ったとされ、現在は沖縄を含むほぼ全国で見られます。
好む環境
日当たりのよい農地や荒れ地など、地面がかき乱される場所によく生えます。

育て方

増やし方
種子だけでなく、切れた根の断片からも芽を出して広がります。
毒性
全草に有毒成分があり、鋭いとげもあります。小さなトマトのような実でも食べず、触れるときは厚手の手袋が必要です。

名前と分類

品種といろいろな姿
白い花をつける型はシロバナワルナスビと呼ばれます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 千葉県三里塚の牧場に運ばれた牧草に混じって日本へ入ったと考えられています。
ワルナスビ(Solanum carolinense)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo