ツタは日本の山野に自生するブドウ科のつる植物で、の先の吸盤で木や岩、壁に張りつきます。甲子園球場の外壁で知られ、秋には葉が赤く色づきます。実を食べると、口や胃が刺激されることがあります。

姿・形

育つ姿
ブドウ科の落葉つる植物です。巻きひげの先が吸盤になり、木や岩、壁にしっかり張りつきます。
葉
若い枝と古い枝で葉の形が変わり、切れこみのない葉、浅く3つに裂けた葉、3枚のに分かれた葉があります。秋には緑から紫、赤、橙、黄へと色づきます。
花の時期
日本では6〜7月に、花びら5枚の小さな緑色の花が咲きます。
実
黒紫色の小さな実がなり、葉が落ちたあとも枝に残ることが多いです。

間違えやすい生き物

キヅタHedera rhombea

キヅタは冬も緑の葉を残します。ツタは秋に紅葉して葉を落とします。

アメリカヅタParthenocissus quinquefolia

アメリカヅタは一枚の葉が小葉5枚に分かれます。ツタは先が3つに裂けた一枚の葉が目立ちます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 山の林
  • 岩場・崖
  • 木の幹
  • 建物の壁
  • 塀
分布
北海道・本州・四国・九州の低地に広く分布しています。朝鮮半島や中国にも自生します。
花の時期

6〜7月に咲きます

花 6〜7月

注意すること

注意すること
実を食べると、口や胃が刺激されることがあります。

名前と分類

名前について
別名のナツヅタは、常緑のキヅタ(Hedera rhombea)をフユヅタと呼ぶのに対してつけられた名前です。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 昔はツタの汁から「」という甘味料を作っていました。
ツタ(Parthenocissus tricuspidata)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo