キタリスは森林に暮らすリスで、日本の在来個体群は北海道のエゾリスです。冬眠せず、秋に地面へ埋めた木の実を雪の下から探して冬を越します。

姿・形

姿
頭胴長は約22~27cm、尾長は約15~21cmです。腹は白く、北海道のエゾリスは夏に茶色みのある毛、冬に灰褐色の厚い毛と目立つ耳の房毛になります。
季節による姿
夏毛と冬毛で色と厚さが変わり、冬は耳先の房毛が長くなります。

間違えやすい生き物

シマリスEutamias sibiricus

シマリスは小型で、背中に明暗の縦じまがあります。キタリスには背中の縦じまがなく、長くふさふさした尾があります。

間違えやすい理由北海道ではどちらも森林で見られるリス科の動物です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 北海道の森林
  • 平地から亜高山帯
分布
種全体はユーラシア北部に広く分布し、日本の在来個体群は北海道の亜種エゾリスです。本州の狭山丘陵では、由来不明の移入個体が過去に確認されています。
好む環境
木の実が得られ、樹上や樹洞に巣を作れる森林で暮らします。
記録される時期

毎年8月〜5月に記録されています

繁殖 2〜3月、5月

日本での観察207件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
樹木や草の種子、木の実、キノコ、昆虫などを食べます。
活動
昼行性で冬眠しません。秋に木の実を地中へ貯め、積雪期にも雪を掘って探します。

繁殖と一生

繁殖期
北海道のエゾリスは、主に2〜3月と5月に交尾します。
巣
枝の間に小枝などで球形の巣を作り、木の穴も利用します。
妊娠期間
妊娠期間は38~39日です。
一度に産む子の数
1回に1~7匹の子を産みます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 日本のの指定では、在来の亜種エゾリスだけがキタリスから除かれています。
キタリス(Sciurus vulgaris)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo