インドソケイ(プルメリア)は、ハワイのレイに使われる花として知られるプルメリアの代表的な種ですが、もとはメキシコや中央アメリカなど熱帯アメリカに生える木です。5枚の花びらが風車のように並んで咲き、とても強い香りがあります。日本には自生しておらず、霜に弱い植物です。

姿・形

育つ姿
高さ2~8mほどになる落葉の低木または小高木です。幹は太く多肉質で、枝は折れやすいです。
葉
長さ30~50cmにもなる大きな葉が枝先に集まってつき、冬に落ちます。
花
夏、枝先に直径5~7.5cmほどの花をまとめて咲かせます。白い花びらの中心がピンクから黄色になるものや、ピンク・赤の花などがあります。香りは夕方から夜に強くなります。
実
まれに長さ17.5cmほどのさやができ、翼のある種子が20~60個入っています。

間違えやすい生き物

プルメリア・オブツーサPlumeria obtusa

プルメリア・オブツーサは光沢のある濃い緑の葉が長さ20cmほどまでで、名前のとおり葉先が丸く、冬も葉が一部残ります。インドソケイの葉は30~50cmにもなり、冬にすべて落ちます。両種の交配でできた園芸株もあり、葉先が丸く落葉しにくいので、葉だけでは見分けにくいことがあります。

間違えやすい理由どちらも中心が黄色い白い花を咲かせ、プルメリアとして育てられるためです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 庭園・公園
  • 寺院・墓地
  • 熱帯の乾いた岩場
分布
メキシコ、中央アメリカ、南アメリカ北部が原産です。熱帯・亜熱帯で広く植えられ、インドの一部などでは野生化しています。
好む環境
日当たりと水はけのよい場所を好みます。霜に弱く、冬は葉を落として休みます。

育て方

増やし方
挿し木で増やせます。
毒性
枝を折ると出る白い汁は皮膚を刺激します。有毒植物として扱われているので、汁に触れたり口にしたりしないよう注意が必要です。

名前と分類

名前について
和名はインドソケイ(インド素馨)で、属名からプルメリアとも呼ばれます。属名は熱帯アメリカを調べたフランスの植物学者シャルル・プリュミエにちなみ、種小名rubraはラテン語で「赤い」という意味です。以前Plumeria acutifoliaと呼ばれたものも今はこの種に含め、Plumeria rubra acutifoliaとして分けることがあります。
品種といろいろな姿
花色や香りを選んだ園芸品種がたくさんあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 英名フランジパニは、この花の香りに似た香水を作ったとされるイタリアの侯爵家の名に由来するといわれます。
  • ニカラグアとラオスの国花です。

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写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

インドソケイ(Plumeria rubra)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo