テッポウユリは、南西諸島の海岸や岩場に自生し、白いラッパ形の花を咲かせるユリです。自生地では4~6月ごろに咲き、花には香りがあります。猫には花粉を含むごく少量でも重い腎障害を起こすおそれがあるため、口にした疑いがあればすぐ獣医師に相談してください。

姿・形

育つ姿
から丈夫な茎を伸ばす多年草で、高さはおよそ50~100 cmです。
葉
光沢のある細長い葉が茎に並びます。
花
長い純白の花が横向きに開き、6枚のが古い鉄砲のようなラッパ形に見えます。南西諸島の自生地では4~6月ごろに咲きます。

間違えやすい生き物

タカサゴユリLilium formosanum

テッポウユリは白い花の外側に紫褐色の筋が目立ちません。タカサゴユリは花筒の外側に紫褐色の筋が出ることが多いですが、両種が交わって生まれた株は写真だけでの識別が難しいです。

間違えやすい理由どちらも細長い白いラッパ形の花を横向きに咲かせます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 海岸の崖
  • 岩場
  • 庭
分布
日本では屋久島・種子島から南西諸島にかけて自生します。台湾やフィリピン北部にも分布します。
好む環境
日当たりがあり、水はけのよい場所で育ちます。園芸では根元を涼しく保ち、適度な湿り気を保ちます。
花の時期

4〜6月に咲きます

花 4〜6月

繁殖と一生

増え方
一つの花に雄しべと雌しべがあります。

育て方

増やし方
種子で増やせます。
毒性
猫には花粉を含むごく少量でも重い腎障害を起こすおそれがあります。花粉や植物の一部を口にした疑いがあれば、すぐ獣医師に相談します。

名前と分類

名前について
テッポウユリとタカサゴユリ(Lilium formosanum)から作られたシンテッポウユリ(Lilium formosanum × longiflorum)は、野外ではテッポウユリとよく似ることがあります。
品種といろいろな姿
この種には scabrum というもあります。園芸では鉢花や切り花向けの品種もあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 花の形が昔の鉄砲に似ることが和名の由来ともいわれますが、確かではありません。
テッポウユリ(Lilium longiflorum)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo