コウライニワトコは、中国東北部や朝鮮半島の山地に生えるニワトコの仲間の落葉低木です。中国や韓国では茎や枝を「接骨木」と呼び、骨折を治す薬として使ってきました。日本には自生せず、日本のニワトコとは別の種として扱われています。
姿・形
- 育つ姿
- 高さ3mほど、ときに5~6mになる落葉低木から小高木です。樹皮はコルク質が発達し、縦に深く裂けます。
- 葉
- 葉は対生し、小葉2~3対と先端の1枚からなるです。小葉は長さ5~15cmの楕円形で、縁にぎざぎざがあります。
- 花
- 枝先に小さな花が円錐形に密に集まって咲きます。花は黄色みを帯びた白色で、中心のは黄色です。
- 実
- 直径3~5mmの丸くつやのある果実が、夏に赤く熟します。
間違えやすい生き物
すむ場所
- よく見られる場所
- 山の斜面
- 谷
- 林のふち
- 分布
- 中国東北部、朝鮮半島、ロシアのウスリー地方などに分布します。日本には自生しません。
- 好む環境
- 中国では標高およそ540~1,600mの山の斜面、やぶ、川辺、道ばたに生えます。
注意すること
- 注意すること
- 韓国では果実に毒性があるとされ、セイヨウニワトコの実のようには食べません。
名前と分類
- 名前について
- 朝鮮半島の個体はかつて Sambucus williamsii var. coreana という変種名で呼ばれましたが、現在はこの種に含める見方が一般的です。中国で「接骨木」と呼ばれる植物は、日本のニワトコ(Sambucus sieboldiana)とは別の種で、トウニワトコと呼ばれることもあります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
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