シダレヤナギは、水辺で細い枝を長く垂らす姿がよく目立つヤナギです。中国原産で、日本には古くに渡来し、公園、街路、池や川のそばに植えられています。春には葉が伸びきる前後に小さな花が咲きます。

姿・形

育つ姿
で、高さはおよそ10~20mになります。幹は直立し、細い枝先が長く垂れ下がります。
葉
葉は細長く先が鋭くとがり、縁には細かいギザギザがあります。
花
で、花びらのない小さな花が細長く集まって咲きます。日本では雄株が多いとされています。
花の時期
関西の植物園では4月下旬~5月上旬が花期です。
実
雌木には小さなができ、熟すと綿毛のある種子を放します。

間違えやすい生き物

オオタチヤナギSalix pierotii

シダレヤナギの細い枝は長く下垂します。オオタチヤナギの枝は垂れず、直立するか斜め上に伸びます。

間違えやすい理由どちらも水辺に生える高木で、細長い葉を付けます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 池のほとり
  • 川沿い
  • 公園
  • 街路
分布
日本では中国から渡来した植栽木として各地で見られます。水辺の公園や堀端によく植えられています。
好む環境
日当たりがよく、水分の多い土でよく育ちます。
花の時期

4〜5月に咲きます

花 4〜5月

育て方

増やし方
日本では雌木が少なく、で増やされてきました。

名前と分類

名前について
シダレヤナギという名は、Salix × pendulinaなど枝が垂れる雑種にも使われます。枝がねじれる型などもあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
DDデータ不足判断できるだけの情報がまだ足りません

文化と話題

文化と話題
  • 和名は、細い枝が垂れ下がる姿に由来します。
  • 垂れ下がる枝は長寿の象徴とされています。
  • 万葉集の歌にも詠まれてきました。
シダレヤナギ(Salix babylonica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo