スイバは、茎や葉をかむと酸っぱいことから名付けられたタデ科の多年草です。野原や道端、土手など人里近くでよく見られ、雄株と雌株が分かれています。「スカンポ」とも呼ばれます。

姿・形

育つ姿
草丈は60cm前後が多く、高いものは1mほどになる多年草です。
葉
根元の葉は柄が長く、基部が矢じりの形です。冬は赤紫色を帯びた葉が地面に広がって冬を越します。茎の葉は茎を抱くようにつきます。
花
茎の先に、淡い紫色や紅紫色の小さな花が穂のように集まって咲きます。
花の時期
5〜8月ごろ
実
雌株では、花のあとに3枚の萼が翼のように大きくなって果実を包み、うちわのような形で残ります。

間違えやすい生き物

ヒメスイバRumex acetosella

ヒメスイバは高さ20〜50cmと小さく、根元の葉の基部が左右に張り出したほこの形です。

間違えやすい理由酸っぱい味や赤みのある花穂が似ています。

ギシギシRumex japonicus

スイバのほうが小形できゃしゃで、茎や葉が赤みを帯びます。スイバの根元の葉は柄が長く、基部が矢じりの形になります。

間違えやすい理由同じ属で、道端に並んで生え、穂の形も似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 野原
  • 道端
  • 田畑のまわり
  • 土手
  • 川岸
分布
北半球の温帯に広く分布し、日本では全国で見られます。
好む環境
日当たりのよい人里近くの草地を好みます。
花の時期

5〜8月に咲きます

花 5〜8月

繁殖と一生

増え方
です。

注意すること

注意すること
酸味はシュウ酸によるものです。たくさん食べると下痢や嘔吐を起こすおそれがあるとされます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 春先の若芽や若い茎が食べられてきました。東北地方では「オカジュンサイ」と呼ばれ、炒め物や味噌和えにされます。
  • 「スカンポ」はイタドリを指す地方もあるので、別の植物と混同しないよう注意が必要です。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

スイバ(Rumex acetosa)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo