ナンテンは竹のような細い幹が何本も立つメギ科ので、庭や本州以西の山野で見られます。赤い実は冬まで残ることがあり、「難を転ずる」という言葉に重ねられ、正月の縁起物として親しまれています。実には有毒な成分が含まれるため、食べないでください。

姿・形

育つ姿
細い幹が何本も立つ常緑低木で、上の方に葉が集まります。
葉
大きなが2~3回分かれ、先のとがった小葉がたくさんつきます。新葉や冬の葉は赤みを帯びることがあります。
花
茎の先に大きな房を出し、小さな白い花を多数咲かせます。
花の時期
日本では初夏に白い花が見頃になります。
実
果実は晩秋に赤く熟し、冬まで房になって残ることがあります。

間違えやすい生き物

ゴンズイStaphylea japonica

ゴンズイの赤い果実は熟すと裂け、中から光沢のある黒い種子が見えます。ナンテンは丸い赤い実が枝先に房になり、裂けて黒い種子を見せません。

間違えやすい理由どちらも秋に赤い実が目立つ木です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 庭
  • 公園
  • 山野
  • 林縁
分布
日本では本州以西の山野で見られ、庭木としても各地に植えられています。

繁殖と一生

種の広がり方
鳥が実を食べて、種を運ぶことがあります。

名前と分類

品種といろいろな姿
白い実をつけるものや、葉色が変化する園芸品種、背の低い園芸品種があります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 赤い実の枝は正月飾りに使われます。
  • 枝は箸に利用されることがあり、庭木だけでなく暮らしの道具にも使われてきました。
ナンテン(Nandina domestica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo