ヤマトシジミは、街なかのカタバミが生える場所で見られる小さなチョウです。本州、四国、九州、南西諸島に分布し、春から晩秋まで地面近くを飛ぶ姿が見られます。

姿・形

姿
前翅の付け根から先までは約13 mmです。雄の翅の表は青く、雌は褐色が目立ちます。裏面は淡い灰色で、小さな黒い点が並びます。

間違えやすい生き物

ツバメシジミCupido argiades

ツバメシジミは後翅に細いがあり、その付け根近くに橙色の斑点があります。ヤマトシジミにはどちらもありません。

間違えやすい理由どちらも小さく、雄の翅の表が青いチョウです。

シルビアシジミZizina emelina

シルビアシジミも翅の裏に黒い点が並びます。ヤマトシジミでは後翅の点列が丸い弧を描きますが、シルビアシジミでは一部の点が内側にずれます。

間違えやすい理由大きさと翅の裏の地色、黒点模様がとてもよく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 道ばた
  • 公園の草地
  • 農地
  • 人家の周辺
分布
本州、四国、九州、南西諸島に分布します。関東以南の都市部では特に身近です。
好む環境
日当たりのよい短い草地を好み、幼虫のであるカタバミが生える場所で暮らします。

暮らし

食べ物
幼虫はカタバミの葉を食べ、成虫は花の蜜を吸います。
活動
暖かい地域では春から晩秋まで成虫が見られ、年に何度も世代を重ねます。関東以南では夏から秋に数が増えます。
冬越し
日本では幼虫で冬を越します。

繁殖と一生

増え方
一年に複数の世代が続くのチョウです。
幼虫の食草
幼虫は主にカタバミの葉を食べます。

名前と分類

名前について
古い資料にはZizeeria mahaという学名も見られます。日本本土のをPseudozizeeria maha argia、沖縄の亜種をP. m. okinawanaと分ける扱いもあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 同じ「ヤマトシジミ」という名の貝もいるため、名前だけではチョウか貝かを確かめる必要があります。
ヤマトシジミ(Pseudozizeeria maha)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo