カンタンは日本各地の草地で見られる、細い黄緑色のコオロギの仲間です。クズやヨモギが茂る場所に多く、成虫は主に8~11月に見られます。オスは「ルルルル」とやわらかく鳴き続けます。

姿・形

姿
体長は約1~1.5cmで、淡い黄緑色から黄褐色です。腹面はふつう黒く見えます。
声
オスは「ルルルル」と切れ目の少ない細い声で鳴きます。

間違えやすい生き物

ヒロバネカンタンOecanthus euryelytra

ヒロバネカンタンのオスは前翅がより幅広く、「リー、リー」と短く区切って鳴きます。カンタンは声が長く続きますが、腹面の色だけで決めるのは避けます。

間違えやすい理由体形と色がとてもよく似ています。

アオマツムシTruljalia hibinonis

アオマツムシは21~23mmほどと大きく、鮮やかな緑色で、樹上から日没直後に高く大きな声を出します。カンタンは小さく、背の高い草の葉で細い連続音を出します。

間違えやすい理由どちらも緑色で、秋に鳴くコオロギの仲間です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 背の高い草地
  • 河川敷
  • 林縁
分布
北海道・本州・四国・九州に分布します。
好む環境
クズやヨモギが茂る場所に多く、郊外の草地だけでなく小さな都市緑地にも入ります。
見られる時期

日本の場合

活動 8〜11月

暮らし

食べ物
日本では幼虫がクズやヨモギにいるアブラムシを食べます。
活動
成虫はおもに8~11月に見られ、オスは昼間にも葉の上で鳴きます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
カンタン(Oecanthus longicauda)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo