Prunus serotinaは北アメリカ東部の森にふつうに生えるサクラ属の大きな木です。赤みを帯びた木材は高級家具の材料として知られ、日本の野外では見られない木です。英語ではblack cherryと呼ばれます。

姿・形

育つ姿
高さ15〜24mほどになるです。
葉
葉は細長い卵形で長さ5〜13cm、縁に細かい鋸歯があり、表面につやがあります。
花
晩春、直径1cmに満たない白い花が長さ10〜15cmの円柱形のに密につき、垂れ下がります。
実
直径5〜10mmの丸い果実が黒っぽく熟し、果実の下にはが残ります。鳥がよく食べます。

間違えやすい生き物

エゾノウワミズザクラPrunus padus

エゾノウワミズザクラは葉につやがなくしわっぽく見え、花が早く咲きます。Prunus serotinaは葉の表につやがあり、果実の下に萼が残ります。

間違えやすい理由どちらも白い花が長い花序に集まって垂れ下がり、黒い果実をつけます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 広葉樹林
  • 放棄された畑
  • 林のへり
分布
カナダ南東部からアメリカ東部、西はテキサス州・アリゾナ州まで分布し、メキシコとグアテマラにも見られます。ヨーロッパには17世紀に持ち込まれ、20世紀半ばに広く植えられてから森に広がっています。

注意すること

注意すること
種子やしおれた葉には体内で青酸を生じる成分が含まれ、しおれた葉は家畜の中毒の原因になります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
脅威
ヨーロッパでは侵略的な外来種となり、在来樹木の若木の成長を妨げています。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

Black Cherry(Prunus serotina)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo