ベンガルヤマネコは、イエネコに近い大きさで、体に黒い斑点がある野生のネコです。日本では、対馬のツシマヤマネコと西表島のイリオモテヤマネコが、ベンガルヤマネコのとして暮らしています。どちらもに指定され、島ごとに保護されています。

姿・形

姿
黄褐色から灰褐色の体に黒い斑点があり、額には縦じまがあります。日本の亜種では、耳の後ろの白斑と太い尾も見分ける手がかりです。

間違えやすい生き物

イエネコFelis catus

日本の亜種では、額の太い縦じま、耳の後ろの白斑、体の斑点、太い尾を組み合わせて見ます。イエネコは毛色の変化が大きいため、写真では一つの特徴だけで決めないことが大切です。

間違えやすい理由体の大きさと顔つきがイエネコに似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 森林と林縁
  • 農地の周辺
  • 水辺の草地
分布
本種はアジア大陸に広く分布し、日本ではツシマヤマネコが対馬に、イリオモテヤマネコが西表島に分布します。
好む環境
森林だけでなく、隠れ場所と餌場がつながる農地周辺も利用します。

暮らし

食べ物
対馬ではネズミ類が重要な餌で、西表島ではカエルや鳥なども食べます。
活動
主に夜や薄暗い時間に単独で活動します。地上をよく使いますが、木登りも得意です。

名前と分類

名前について
現在は大陸の本種とスンダ列島にすむPrionailurus javanensisを別種とする分類が使われます。イリオモテヤマネコを独立した亜種とするかどうかは、研究者によって見方が分かれます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
現状
日本の2亜種はいずれも国内希少野生動植物種です。ツシマヤマネコは国のでもあります。
ベンガルヤマネコ(Prionailurus bengalensis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo