クサギカメムシは、秋になると場所を求めて家屋や車両のすき間に入り込むことがあるカメムシです。褐色のまだら模様と、触角のはっきりした白い帯が見分ける手がかりです。

姿・形

姿
成虫は長さ約16 mmで、盾形の体に灰褐色のまだら模様があります。触角の外側に白い帯があり、腹部の縁にも明暗の縞があります。

間違えやすい生き物

ヨツボシカメムシHomalogonia obtusa

クサギカメムシでは触角の先の2節に明るい帯が見えます。褐色のカメムシを比べるときは、触角まで写った写真で確かめます。

間違えやすい理由どちらも大きめで褐色の盾形をしています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 山林
  • 果樹園
  • 畑
  • 建物のすき間
分布
日本全国に分布し、特に関東以北では果樹を加害する主要なカメムシの一つです。東アジア原産で、現在は北米やヨーロッパにも広がっています。
記録される時期

一年中、毎年記録されています

日本での観察939件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
針のような口を果実や種子に刺して汁を吸います。日本ではダイズなどの豆類や、ミカン・リンゴ・カキなどの果実を加害します。
活動
春に越冬場所から出て植物をし、秋には再び暗く狭い場所へ集まります。
群れの暮らし
越冬する成虫は暗いすき間に集まり、近くの仲間を触角で感じ取ります。
冬越し
成虫が建物や樹皮などのすき間に集まり、越冬します。

繁殖と一生

繁殖期
春から夏に植物上で繁殖します。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
脅威
果実を吸汁すると、へこみや内部のスポンジ状の傷みが生じ、幼果が落ちることもあります。

文化と話題

文化と話題
  • 刺激すると強いにおいを出します。
クサギカメムシ(Halyomorpha halys)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo