キバラヘリカメムシは、背中が黒褐色で、裏返すと腹が鮮やかな黄色をしているヘリカメムシです。マユミやニシキギなどの実が熟す秋に、幼虫が群れて汁を吸う姿がよく見られます。

姿・形

姿
体長は14~16mmです。背面は黒褐色で、前胸背の側面に黄色い筋があります。腹面は黄緑色から淡い黄色で、側面に小さな黒い斑点が並びます。前胸の角がとげ状に突き出す個体もいます。

間違えやすい生き物

フタスジハリカメムシPlinachtus basalis

フタスジハリカメムシは脚が付け根まで黒っぽいことで見分けられます。日本では沖縄本島より南の南西諸島にしかいません。

間違えやすい理由同じ属で、体の色の変化も大きいためです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 公園
  • 庭木
  • 林縁
分布
北海道、本州、四国、九州、奄美大島、沖縄本島に分布します。国外では朝鮮半島と中国にいます。
好む環境
マユミ、ニシキギ、ツルウメモドキ、マサキなどニシキギ科の植物がある場所に集まります。

暮らし

食べ物
幼虫も成虫も葉や果実から汁を吸います。庭木のマサキでは実から汁を吸われて実が落ちることが知られていますが、害虫としての影響は小さいと考えられています。
活動
マユミなどが実る10~11月には、4~5の幼虫が多く見られます。
群れの暮らし
食草に多数が集まることが多く、特に若い幼虫はかたまって過ごします。
冬越し
成虫で冬を越します。

繁殖と一生

幼虫
幼虫は長い楕円形で、背中にとげがあります。腹面は黄緑色で目立ち、脚の腿節の中ほどが白くなります。
幼虫の食草
マユミ、ツルウメモドキ、ニシキギ、マサキの記録があります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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キバラヘリカメムシ(Plinachtus bicoloripes)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo