イシミカワは、丸いお皿のようなを茎が突き抜けたように見える、とげのあるつる性の一年草です。秋には鮮やかな藍色の実をつけ、日本各地の林縁や河原で見られます。北アメリカでは急速に広がる外来種として問題になっています。

姿・形

育つ姿
つる性の一年草で、長さ1~2mになります。茎や葉柄に下向きのとげが多く、ほかの植物に引っかかってよじ登ります。
葉
葉は互い違いにつく三角形で、淡い緑色です。表面は白い粉をふいたように見えます。葉柄は葉の縁ではなく葉の裏側につきます。茎のまわりを丸い托葉がぐるりと囲み、茎がお皿を突き抜けているように見えます。
花
淡い緑色の小さな花が短い穂になって咲きます。
花の時期
7~10月
実
直径5mmほどの実が鮮やかな藍色に熟します。藍色の部分は厚く肉質になったで、中に光沢のある黒くかたい種子が入っています。

間違えやすい生き物

ママコノシリヌグイPersicaria senticosa

ママコノシリヌグイは葉柄が三角形の葉の底辺につき、花は先が淡い紅色です。イシミカワは葉柄が葉の裏側につき、丸い托葉が茎を囲みます。実もイシミカワは光沢があり、ママコノシリヌグイは光沢がありません。

間違えやすい理由どちらも下向きのとげがある、三角形の葉のつる草です。

コウモリカズラMenispermum dauricum

コウモリカズラは多年生のつるで、葉は5~13cmと大きな盾形で、3~7つに浅く裂けることもあります。実は直径1cmほどの丸い黒い実です。イシミカワは三角形の葉に丸い托葉があり、実は小さな藍色です。

間違えやすい理由どちらも葉柄が葉の縁ではなく葉の内側につくつる植物です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 林縁
  • 河原
  • 道ばた
分布
北海道から沖縄まで、日本全国に分布します。
好む環境
日当たりがよく、やや湿った場所を好みます。
花の時期

7〜10月に咲きます

花 7〜10月

名前と分類

名前について
以前は Polygonum perfoliatum と呼ばれていました。名前には石見川・石実皮・石膠などの漢字が当てられ、それぞれ由来の説がありますが、本当の由来ははっきりしていません。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 中国では乾燥させた全草を「杠板帰」と呼び、熱を下げる、下痢を止めるなどの目的で生薬として使ってきました。

ほかの生き物も見てみる

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イシミカワ(Persicaria perfoliata)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo