オオヒメグモは、家や倉庫のすみで不規則な網を張る身近なクモです。丸い腹部には白い線や黒い斑点が複雑に入り、網にかかった小さな虫を食べます。

姿・形

姿
雌の体長は約5~8mm、雄は約4mmです。腹部は黄褐色または灰色で、八字形の白線や黒斑、白斑が複雑に入ります。

間違えやすい生き物

マダラヒメグモSteatoda triangulosa

マダラヒメグモは腹部の中央に明るい三角形の斑が列になります。オオヒメグモは白線と黒斑がより不規則で複雑に見えます。

間違えやすい理由どちらも建物内にを張る、小型で腹部の丸いクモです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 家屋の内外
  • 倉庫・畜舎
  • 建物の周辺
分布
人の活動とともに広がり、世界の温暖な地域に分布します。日本でも人家や倉庫の内外で普通に見られます。
好む環境
雨風を避けられる建物のすみを好み、長崎県の調査では家屋や畜舎の中で特に多く見つかりました。
時期

日本の場合

繁殖 5〜8月

暮らし

食べ物
長崎県の調査では、ハエ類、ユスリカ類、ゴキブリ類など多くの昆虫が網にかかりました。
活動
不規則網を張り、網の中央や端で獲物を待ちます。

繁殖と一生

繁殖期
長崎県では5~8月にが多く、6月が最盛期でした。
増え方
雌は褐色の卵のうを作り、網にぶら下げます。
卵の数
同じ調査では、1つの卵のうに平均約347個の卵がありました。

注意すること

注意すること
人を頻繁にかむクモではなく、医学上重要な種とはみなされていません。ただし、素手でつかまないほうが安心です。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
オオヒメグモ(Parasteatoda tepidariorum)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo