スギナは、日本全国の道ばたや土手、畑などに生えるシダ植物です。春に先に出るツクシと、その後に伸びる緑の茎は同じ植物で、で広がります。

姿・形

姿
緑のは高さ30~60 cmほどで、節から細い枝が輪のように出ます。淡い褐色のがツクシで、先端に胞子を入れた穂を付けます。
育つ姿
地下茎を持つ多年生のシダ植物です。花や種子は作りません。

間違えやすい生き物

フサスギナEquisetum sylvaticum

フサスギナは横枝がさらに規則正しく枝分かれし、全体が繊細に垂れ下がって見えます。スギナの横枝はふつう枝分かれしません。

間違えやすい理由どちらも節の周りに細い枝を広げます。

ヤチスギナEquisetum pratense

ヤチスギナはの穂を付ける茎も緑色で枝を出すことがあります。スギナの春の胞子茎は茶色で、枝を出しません。

間違えやすい理由夏の緑色の姿がスギナによく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 土手
  • 河川敷
  • 畑
  • 道ばた
分布
北海道から沖縄までの平地や山地に分布する在来種です。
好む環境
日当たりのよい場所に多く、空き地や野原のほか、水辺や湿地にも生えます。

暮らし

活動
春には先にツクシが現れ、その後に緑のスギナが伸びます。夏には緑の茎が広がります。

繁殖と一生

増え方
ツクシの先端から胞子を飛ばして増えます。地下茎や塊茎でも広がります。

育て方

育て方
地下茎の切れ端からも芽が出るため、耕して細かくするとかえって広がることがあります。
増やし方
地下茎の節から新しい栄養茎を出し、同じ場所に群落を作ります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 「スギナ」は杉の葉に似た緑の姿を表す名です。
  • ツクシは筆のような姿から「土筆」と書かれ、春を感じさせる身近な植物として親しまれています。
スギナ(Equisetum arvense)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo