ハクモクレンは中国原産の木で、日本では庭や公園、学校などに植えられています。早春には、葉が出る前に大きな白い花が上向きに咲きます。

姿・形

育つ姿
で、ふつう高さ5〜15mになります。樹皮は灰白色でなめらかで、老木でも割れ目がほとんどできません。
葉
花のあとに先のほうが幅広い葉が出て、秋には黄葉します。
花
直径10〜16cmほどの白い花で、は9枚です。上向きに咲き、香りがあります。
花の時期
日本では2〜4月、葉が出る前に咲きます。
実
小さな実が集まって細長い形になり、長さ12〜15cmほどで8〜10月に熟します。ただし日本ではあまり実をつけません。

間違えやすい生き物

コブシMagnolia kobus

コブシは花がやや小さく、外側の花被片3枚が細くて短いです。ハクモクレンは白い花被片がほぼ同じ大きさで、上向きに咲きます。

サラサモクレンMagnolia × soulangeana

花の外側に紫紅色が出ることが多いです。ただし白っぽい園芸品種は写真だけでは区別しにくいことがあります。

オオバオオヤマレンゲMagnolia sieboldii

葉が出たあとに、下向きの白い花を咲かせます。ハクモクレンは葉より先に上向きの花を咲かせます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 公園
  • 学校
  • 寺社
  • 街路
  • 庭
分布
中国の南東部〜南西部が原産です。日本では観賞用に植えられています。
花の時期

2〜4月に咲きます

花 2〜4月 · 実 8〜10月

繁殖と一生

種の広がり方
熟すと赤い種子が白い糸でぶら下がります。

名前と分類

名前について
別の分類では、Yulania denudataという学名も使われます。紫がかった花のものをハクモクレンのとする見方と、別のモクレンとする見方があります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 「白木蓮」「はくれん」は俳句で仲春のです。
  • 「木蓮」は花をハスになぞらえた名前で、「白」は花の色を表しています。
ハクモクレン(Magnolia denudata)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo