チョウセンミヤマクワガタは、朝鮮半島、中国、ロシアのアムール地方・沿海地方の涼しい山地にすむミヤマクワガタの仲間です。日本の野外にはいません。かつてはミヤマクワガタのとされていましたが、現在は独立した種として扱われています。
姿・形
- 姿
- オスは43.0〜68.9mm、メスは23.0〜43.8mmで、日本のミヤマクワガタより小型です。オスの頭の後ろのは後方がより丸く、頭部中央に目立った突起がありません。大あごの先はより前を向きます。
間違えやすい生き物
ミヤマクワガタLucanus maculifemoratus
オスは耳状突起の形で見分けます。チョウセンミヤマクワガタは後方が丸く、頭部中央に突起がありません。ミヤマクワガタのオスは頭部中央に突起があります。メスは見分けるのが難しいとされます。
間違えやすい理由かつては同じ種とされたほど近い仲間です。
すむ場所
- よく見られる場所
- 山地の広葉樹林
- ナラ類の多い森
- 分布
- 朝鮮半島、中国(吉林省・遼寧省・北京市・四川省など)、ロシア南東部のアムール地方に分布します。台湾の標高1,000m以上の高地には亜種タカサゴミヤマクワガタがすみます。
- 好む環境
- 涼しい山地を好みます。
暮らし
- 食べ物
- 成虫はおもにナラ類の樹液を吸います。
- 活動
- 朝鮮半島では6〜9月に成虫が見られ、夜に活動して灯火にもよく飛来します。
繁殖と一生
- 幼虫
- 幼虫は湿ったよく朽ちたナラ類の倒木などで育ち、成虫になるまで2〜3年ほどかかります。
名前と分類
- 名前について
- 学名の語尾は dybowski と dybowskyi の両方の表記が使われています。台湾のタカサゴミヤマクワガタは、以前はミヤマクワガタの亜種とされ、その後チョウセンミヤマクワガタの亜種に移されました。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
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