オオブタクサは北アメリカ原産ので、日本では沖縄を含むほぼ全国の河原や道端に生えます。高さは約3mになり、大きな葉は手のひらのように深く裂けます。秋に目立たない緑色の花を咲かせ、花粉は花粉症の原因になります。

姿・形

姿
茎と葉には粗い毛があり、葉は長い柄をもって向かい合ってつきます。
育つ姿
高さ約3 mになる大型の一年草で、直立した茎が枝分かれします。
葉
葉は大きく、手のひらのように3~7つに深く裂け、両面がざらつきます。
花の時期
日本では秋に花が咲きます。枝先の細長い穂に雄花が並び、その下に雌花がつきます。
実
果実は5~10 mmで、先にくちばし状の突起と4~8本の短い刺があります。

間違えやすい生き物

キクイモHelianthus tuberosus

若い株はどちらも背が高く葉がざらつきます。キクイモの葉は深く裂けず、黄色いヒマワリ形の花が咲きますが、オオブタクサは大きな葉が主に3~5裂し、緑色の細い花穂が立ちます。

間違えやすい理由どちらもキク科の背の高い草で、茎の下のほうでは葉が向かい合ってつくことがあります。

ブタクサAmbrosia artemisiifolia

ブタクサの葉は細かく何度も切れ込みます。オオブタクサの大きな葉はふつう3~5つに深く裂けます。

間違えやすい理由どちらもブタクサ属で、目立たない緑色の花をつけます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 河原
  • 道端
  • 荒れ地
  • 畑
分布
日本では1952年に千葉県と静岡県清水港で記録され、現在は沖縄を含むほぼ全国で見られます。
好む環境
肥沃で湿った場所を好み、河川敷や堤防にも一面に広がります。

繁殖と一生

増え方
1株に雄花と雌花があり、です。
種の広がり方
果実は雨や鳥、人の活動で運ばれます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
脅威
在来植物や農作物、牧草と競争し、花粉症の原因にもなります。

文化と話題

文化と話題
  • 別名のクワモドキは、裂けた葉がクワの葉を思わせることに由来します。
オオブタクサ(Ambrosia trifida)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo