アオモンイトトンボは、雄の腹の先近くに鮮やかな空色の紋がある小さなイトトンボで、名前もこの青い紋に由来します。日本では関東より南の本州から南西諸島まで見られ、4月から9月に飛びます。

姿・形

姿
体長32mm前後の細いイトトンボです。雄は胸の背側が黒く、側面は青緑色で、腹部第8節が空色です。雌には、雄に似た青色の「」と、緑褐色から濃い褐色の「」があります。

間違えやすい生き物

アジアイトトンボIschnura asiatica

雄の青い紋が、アオモンイトトンボは腹部第8節、アジアイトトンボは第9節にあります。アジアイトトンボはひとまわり小さく、雄に似た青い雌(同色型)がいません。

間違えやすい理由同じ属で大きさや色の配置が似ており、同じ水辺で見られることもあります。

すむ場所

よく見られる場所
  • 池
  • 沼
  • 湿地
分布
アフリカから中東、南アジア・東アジアまで広く分布します。日本では関東以南の本州から南西諸島に見られます。
好む環境
流れのないか、ゆるやかな平地の池や沼に多いです。塩分を含む水辺や汚れた水辺にもすみますが、手つかずの森林にはいません。
見られる時期

日本の場合

活動 4〜9月

暮らし

群れの暮らし
雌の2つの色の型が混ざっている集団ほど、雄が雌を見つけにくくなり、雌がしつこく交尾を迫られる被害が減って、集団が安定して増えやすいことが研究で示されています。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

アオモンイトトンボ(Ischnura senegalensis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo